• 詳しく説明すると?
    • 作業ミスが起こると、その後の作業に色々な影響があります。
    • その影響の範囲や対象は様々です。
    • 例えば、ミスをリカバリするために、時間資源を使うため、作業が遅れます。
    • また、そのミスによって後の工程の作業の仕方が変わる場合、計画を変更する必要があります。
    • さらに、技能五輪は品質の高さを点数で競うため、減点の大きさによっては、作業の戦略の変更を迫られます。
    • これらの点を考え、ミスが作業にどれほど大きく影響するかについて、客観的に評価します。
    • 影響が大きい場合は、作業の戦略を変更し、リカバリしたり他の作業を省略するなどが必要となります。
    • 反対に、最初の印象と比べて影響が小さいとわかった場合、特別な対応をしないという判断が必要となります。
  • れをやるとどうなるの?
    • やると:作業ミスをした場合、冷静さを失いやすいものですが、作業ミスした状況を客観的に分析すると、冷静さを取り戻しやすくなります。
    • その後の作業の戦略を変更するのかなどの判断を、適切に行うことができます。
    • やらないと:作業ミスの影響を過小に評価したり、過大に評価してしまいます。
    • そうすると、ネガティブな感情が高まりやすくなります。
    • ネガティブな感情とは、焦りや不安、いらだち、落ち込みなどです。
    • これらの感情が強くなると、冷静に判断することが難しくなります。
    • その結果、リカバリしなくても大きな減点につながらないようなミスをリカバリし、時間資源を失うことがあります。
    • また、本来であれば簡単なリカバリで対応できるものなのに、「もうダメだ」といった悲観的な考えに支配され、その後の作業を諦めてしまうこともあります。
  • 技能五輪では、具体的にどんなときに使うの?
    • いつ?:作業ミスをしたとき。影響を評価する基準を持っていて、それを作業中に操作できることが大事。
    • どうやる?:
    • :セルフトークの例=以下を参照
    • :イメージの例=ミスによって起こる可能性のあることを複数イメージする、テイムテーブルをイメージして時間損失を見込んだ時間を暗算する。配点表をもとにミスの影響を計算するなど。
    • 動作の例=客観視するために、実際に一歩下がってみる。上を見上げながら影響度を分析する。下を見ていると、実際に目に見えるものだけじゃなく、頭の中の視野も狭まるので。
    • 避けるべきものの例=ミスの影響度を全部大きいと判断すること。ネガティブな感情が強くなり、誤った判断をしてしまうため。
    • どうなる? :作業ミスが起こってもあまり焦らず、適切な判断ができる。

セルフ・トークの例

影響度は10段階で7。わりと大きい。
リカバリ可能度は3。減点は痛いがリカバリしない。
  • 日常ではどんな場面で使うの?
    • 電車に乗り過ごしたりしたとき、「最悪」とか「台無し」と思うことがあります。
    • でも、実際にその影響を評価してみると、それほど悪くなかったり、よく起こるこることで大した問題ではなかったりします。
    • 冷静になって失敗の影響度を評価すると、そういったことに気づきやすくなります。
  • スキルのカテゴリは?
    • ミスの制御
  • スキルの段階は?
    • ブルー
  • チェックの仕方は?
    • 自分が何かの作業やタスクに取り組む時を振り返ります。
      そしてこのスキルの内容をどのくらい意識して行うか、
      「1.全く行わない~5.常に行う」の5段階で回答します。