情報の制御1:モニタリング 情報の制御2:モニタリング 情報の制御3:モニタリング 情報の制御4:コーピング 情報の制御5:コーピング 時間の制御1:モニタリング ミスの制御1:モニタリング ミスの制御2:コーピング ミスの制御3:モニタリング 情報の制御6:コーピング 情報の制御7:コーピング 情報の制御8:コーピング 情報の制御9:コーピング 情報の制御10:モニタリング 情報の制御11:モニタリング 時間の制御2:モニタリング ミスの制御4:モニタリング ミスの制御5:モニタリング ミスの制御6:コーピング 情報の制御12:コーピング 情報の制御13:モニタリング 情報の制御14:コーピング 時間の制御5:モニタリング 時間の制御6:コーピング

コンダクト・スキルとは?

何らかの作業を行う際、自分の認知、行動、感情の働きを指揮するためのスキルです。
指揮の目的別に、の3つのカテゴリがあります。

作業に関連する情報には、作業そのものの情報だけではなく、集中の仕方や自分の状態の把握など「自分に関する情報」も含まれます。
専門的には、「認知処理の実行基盤であるワーキングメモリに過剰な認知負荷がかからないよう、処理すべきタスクを制御し、認知負荷が高い状況でも効果的な認知処理の実現に寄与する認知方略」と定義しています。


習得の難易度は?

コンダクト・スキル(CS)は24種類で、ブルー、グリーン、オレンジの3段階に分けることができます。
ブルーは技能を習得し始めた段階の人でも実行できるものです。
グリーンはある程度技能に熟達した人が実行できるものです。
オレンジは、自分の限界を超えるような高度な技能の習得を目指す人が実行するものです。
ブルーやグリーンののCSはあまり意識的に取り組まなくても自然に習得が進むものがあります。
一方、オレンジは、本人や指導者が意識的に取り組まないと習得されない可能性があります。つまり、連続した発達ではなく、サナギが成虫になるようなトランスフォームが必要なのです。
以下では、CSを一つ一つ詳しく解説していきます。 ※1週間に2〜3個のペースで更新します。

ブルー・スキル
情報の制御1:モニタリング
情報の制御1:モニタリング 取り組むタスクがどのくらいの難易度かを、客観的に評価する
取り組むタスクがどのくらいの難易度かを、客観的に評価する
情報の制御2:モニタリング
情報の制御2:モニタリング どのような場面でいつも集中が低下するかを予測する
どのような場面でいつも集中が低下するかを予測する
情報の制御3:モニタリング
情報の制御3:モニタリング いま何に集中すべきかを、判断する
いま何に集中すべきかを、判断する
情報の制御4:コーピング
情報の制御4:コーピング 作業への集中が途切れた場合、再び集中できるよう様々な方法を試みる
作業への集中が途切れた場合、再び集中できるよう様々な方法を試みる
情報の制御5:コーピング
情報の制御5:コーピング 作業に応じて集中力を高めたり、抑えたりする
作業に応じて集中力を高めたり、抑えたりする
時間の制御1:モニタリング
時間の制御1:モニタリング あらかじめ決めた作業段階で、経過時間や残り時間を確認する
あらかじめ決めた作業段階で、経過時間や残り時間を確認する
ミスの制御1:モニタリング
ミスの制御1:モニタリング 作業ミスが全体に与える影響の大きさを評価する
作業ミスが全体に与える影響の大きさを評価する
ミスの制御2:コーピング
ミスの制御2:コーピング 作業ミスには、あらかじめ想定した手順で作業ミスに対処する
作業ミスには、あらかじめ想定した手順で作業ミスに対処する
ミスの制御3:モニタリング
ミスの制御3:モニタリング 作業ミスの対処にどのくらい時間が必要かを、詳しく検討する
作業ミスの対処にどのくらい時間が必要かを、詳しく検討する
グリーン・スキル
情報の制御6:コーピング
情報の制御6:コーピング 大会会場のような慣れない場所でも、訓練中と同じ感覚を持てるよう準備する
大会会場のような慣れない場所でも、訓練中と同じ感覚を持てるよう準備する
情報の制御7:コーピング
情報の制御7:コーピング 作業の段取りを、詳しく計画する
作業の段取りを、詳しく計画する
情報の制御8:コーピング
情報の制御8:コーピング 作業とは直接関係のないことが気になっても、目の前の作業に意識を切り替える
作業とは直接関係のないことが気になっても、目の前の作業に意識を切り替える
情報の制御9:コーピング
情報の制御9:コーピング 取り組んだことのない課題においても訓練で習得した方法を用いて、作業手順を構成する
取り組んだことのない課題においても訓練で習得した方法を用いて、作業手順を構成する
情報の制御10:モニタリング
情報の制御10:モニタリング 現在の作業で考えるべき点と、考えなくてもよい点を区別する
現在の作業で考えるべき点と、考えなくてもよい点を区別する
情報の制御11:モニタリング
情報の制御11:モニタリング 全体のするべき作業のうち、現在、何をどのように進めているかを把握する
全体のするべき作業のうち、現在、何をどのように進めているかを把握する
時間の制御2:モニタリング
時間の制御2:モニタリング 競技課題の難易度に応じて、所要作業時間を見積もる
競技課題の難易度に応じて、所要作業時間を見積もる
ミスの制御4:モニタリング
ミスの制御4:モニタリング 作業ミスをした時点で、どのくらい作業完了が遅くなるかを予測する
作業ミスをした時点で、どのくらい作業完了が遅くなるかを予測する
ミスの制御5:モニタリング
ミスの制御5:モニタリング 作業ミスの原因を、過去に経験したパターンに当てはめて分析する
作業ミスの原因を、過去に経験したパターンに当てはめて分析する
ミスの制御6:コーピング
ミスの制御6:コーピング 予想外の作業ミスが生じたとき、経験済みの作業ミスから対処法を想定する
予想外の作業ミスが生じたとき、経験済みの作業ミスから対処法を想定する
オレンジ・スキル
無印・スキル