ネスは、
高度熟練技能の効率的かつ効果的な伝承を、お手伝いをします。

技能伝承が上手く行かない背景には、2つの壁があります。
1つ目は、知識や技能を伝える難しさです。
2つ目は、知識や技能が伝わっていても、
実践の場面で発揮できないという問題です。

それは、知識や技能を実践に適応させるスキルの問題といえます。

適応させるスキルに問題がある場合、
技能自体をいくら伝えても、期待したような伝承は進みません。

そこで重要となるのが、コンダクト・スキルです。

コンダクト・スキルとは、
「技能者が、実践場面で、技能を発揮するためのスキル」
です。

技能五輪選手を対象とした我々の調査から、
高度熟練技能者は実践場面で、
コンダクト・スキルをかなり意識的に使用していることがわかってきています。

指導者が「とにかく場数を踏んで慣れろ」といっただけだと、
コンダクト・スキルの習得は進まないため、
意図的なトレーニングが必要です。

こうした問題の解決を目指しネスでは、
研修やコンサルティング等を通してコンダクト・スキルをお伝えし、
高度熟練技能者やその育成を担当される方々の支援を行っています。