- 詳しく説明すると?
- 作業ミスをした時には、そのミスの特徴や原因の分析を行います。
- また、どのようなリカバリ方法を選択するかや、その結果の検証なども含めた、解決策の検討も行います。
- その際、思いつきではなく、訓練であらかじめ適切な手順を作り上げ、その手順で対処します。
- これをやるとどうなるの?
- 作業ミスをした場合、冷静さを欠くものです。
- その結果、焦って手当たり次第に対処したり、思いつきで対処したりしやすくなります。
- 例えば、既に実行した対処を何度もしたり、何も思いつかなかったりといったことです。
- しかし、訓練であらかじめ適切な手順を作り上げ、繰り返し同じ手順で対処するよう練習することで、もし作業ミスをしても、冷静に適切な対処を行うことができます。
- 技能五輪では、具体的にどんなときに使うの?
- いつ?:作業ミスをしたとき。
- どうやる?:
- :セルフトークの例=以下など、手順を言語化する
- :イメージの例=手順や取りうる選択肢、その結果を映像でイメージする。
- 動作の例=実際に紙に文字や図を書いて対処手順を検証する。
- 避けるべきものの例=思いつきや直感だけに頼った対処。
- どうなる? :作業ミスが起こってもあまり焦らず、適切な判断ができる。
セルフ・トークの例
まず現状把握から始める
原因はこれだから、この方法でリカバリする
- 日常ではどんな場面で使うの?
- 例えば道に迷ったとき、やみくもに進むと、よけいに迷ってしまうことがあります。
- そんな時は、まず現在位置を確認し、目的地と距離や方向がどのくらい違うかを把握します。
- あるいは、来た道を、わかる地点まで戻ります。
- スキルのカテゴリは?
- ミスの制御
- スキルの段階は?
- ブルー
- チェックの仕方は?
- 自分が何かの作業やタスクに取り組む時を振り返ります。
そしてこのスキルの内容をどのくらい意識して行うか、
「1.全く行わない~5.常に行う」の5段階で回答します。
- 自分が何かの作業やタスクに取り組む時を振り返ります。