- 詳しく説明すると?
- 私たちが取り組むタスクの難易度は、様々です。
- タスクの難易度を、タスクに取り掛かる前にいろいろな点から評価し、判定することで、必要な準備や心構えを持ちやすくなります。
- 評価の視点には、タスク量の多さ、複雑さ、所要時間、ミスのしやすさ、集中が必要な程度等があります。
- これをやるとどうなるの?
- タスクを進める段取り、制限時間内に終えるために必要な戦略、作業速度の設定等を効果的に組み立てることができます。
- タスクが難しければ、段取りが複雑になったり、思ったよりも頭が疲れたりします。
- また、時間を消費し、作業速度が遅くなる等が起こる可能性もあります。
- タスクの難易度を評価すると、そうしたことを予測できるため、対策を頭に入れながら作業を進めることができます。
- 技能五輪では、具体的にどんなときに使うの?
- 技能五輪の競技課題は、事前にどの程度公表されているかによって公表課題、一部公表課題、非公表課題の3種類に分けることができます。
- 公表課題は、事前に公表された競技課題の難易度を評価します。
- この場合、課題の難易度に加え、達成を目指す品質の高さも、難易度を判断する材料となります。
- 一部公表と非公表課題は、競技の当日に図面などを見て、その場で難易度の評価を行います。
- その際、普段の訓練で積み重ねてきた「自分なりの評価の仕方」を使って評価します。
- 難易度を適切に評価しない場合、例えば後半で当初の想定よりも
- 時間が無くなるといった不都合が起こります。
セルフ・トークの例
この課題の量は6/10、複雑さは8/10。
難易度は7ぐらい。難し目だ。
難易度は7ぐらい。難し目だ。
- 日常ではどんな場面で使うの?
- 外出を例にあげると、初めて出かける場所や、乗り換えや経路が複雑な場所
などは、思ったより時間がかかったり、道を間違えて戻ったりするものです。
そうした外出先の難易度を事前に想定しておくと、困ることは減ります。
これは、多くの人が何気なく普段から行っていることではないでしょうかか - 仕事に当てはめてみると、
- 難しい仕事を先に取り組んだ方がいい人もいれば、後回しにした方がいい人もいます。
- 難しいタスクは高い集中を維持しなければなりませんので、集中力を一気に上げて先に済ませたい人もいます。
- 難易度の低いタスクをこなして徐々に集中を上げ、上がったところで難易度の高いタスクに取り組みたい人もいます。
- 外出を例にあげると、初めて出かける場所や、乗り換えや経路が複雑な場所
- スキルのカテゴリは?
- 情報の制御
- スキルの段階は?
- ブルー
- チェックの仕方は?
- 自分が何かの作業やタスクに取り組む時を振り返ります。
そしてこのスキルの内容をどのくらい意識して行うか、
「1.全く行わない~5.常に行う」の5段階で回答します。
- 自分が何かの作業やタスクに取り組む時を振り返ります。