詳しく説明すると?

計画は誰もがたてるものですが、
どのくらい詳しくたてるかは、人によって変わります。

一般的には、詳し過ぎると柔軟性が下がり、
大雑把過ぎると精密さが下がります。

どのようなバランスで詳しさを求めるかも、
熟練者の技能といえます。

詳しい人の場合、
どの作業を、どのような順番で、いつまでに終えるかなどを、
必要に応じて、分や秒単位であったり数十分単位で計画します。
また、腕や指の動きを回数や歩幅単位で計画する場合もあります。

その他、作業が想定通り進んでいる場合、
最悪の場合など、複数のシナリオを想定し、計画することもあります。

課題が公開される職種では、
普段の訓練で効率の良い計画を作り上げます。

非公開の職種は、競技開始後、訓練で構築した手順に基づいて
図面を確認し、計画を立てます。

どのくらい詳しく計画をたてることが作業の品質を高めるかは、
その人の技能のレベルや求めるもののレベルなどで変わるので、
自分にとって最適な詳しさを探すことが、課題となります。

これをやるとどうなるの?

やると
予測や状況認識の認知負荷を軽減できます。

例えば、確認の基準が明確になるので、
作業を想定した精度や速度の幅の範囲で遂行でき、
想定外が減ります。

精度や速度にズレが生じた場合も、そのことに気づきやすくなります。

やらないと
予測や状況認識の認知負荷が増えます。
いつもどおりに作業しているつもりでも、作業が遅れたり、
精度が落ちたりします。

そうなった場合、詳しい計画がないので、
どのように修正すればいいのかわかりにくくなります。

技能五輪では、具体的にどんなときに使うの?

いつ?
:図面や仕様書を渡された後、
作業開始した直後、
定めた作業セクションが終わり、次のセクションへ切り替わった直後など

どうやって?
セルフトーク:

この作業はこの順番でやる。最低限さけるべきはこういうこと。この加工は10回腕を回す
最高の場合はこうすすむ。最悪の場合はこう進む

イメージ:
作業のフローチャートや、派生しうる選択肢をイメージする。

動作:
イメージとセットで使う。
フローチャートの流れや下位分類の作業などのイメージを指で追う

どうなる?
作業全体を通して、作業の速度や精度を維持しやすくなります。

日常ではどんな場面で使うの?

プレゼンや研修などで、どの内容を、どのタイミングで、
どれくらい説明するか計画しておきます。

またそのときの話すスピードやトーン、
間はどのようにするかなどを想定しておきます。

そうすると進行中、想定どおり進んでいるかの状況認識がしやすくなり、
もし想定通りではないならば、どこで調整すればよいかもわかります。

スキルの段階は?

グリーン

チェックの仕方は?

自分が何かの作業やタスクに取り組む時を振り返ります。
そしてこのスキルの内容をどのくらい意識して行うか、
「1.全く行わない~5.常に行う」の5段階で回答します。