一言でいうと
スピードの出し過ぎから生まれる認知負荷です
何が負荷になるのか?
速くしなければという考えが強すぎたり、焦っていたりすると、その必要はないのに、2分かけてやる作業を1分でやろうとしてしまうことがあります。そうすると、使える時間に余裕があっても、自分で「時間に余裕がない」状態を作り出してしまい、ワーキングメモリは正しく働きにくくなります。
初心者 | 熟練者 |
そもそも速く作業することが難しいので、あまりこうはなりません。ただし、制限時間が見え始める作業の終盤などで、「もう時間がない」とか「なんとか時間以内に終えたい」という考えが浮かぶと、焦って想定以上に速くなることがあります。 | 通常、適切なペースをキープする力があるので、想定以上に速く作業することはありません。ただし、速くなってしまう場面もあります。例えば、慣れているからといつもやっている確認作業で必要な手順を飛ばす、周りが作業を速く進めていてそれにひっぱられ想定以上に速くなるなどです。 |
日常では?
外食で、一緒に行った人が、食べるのが速い人の場合、それにつられて、いつもより速く食べてしまうことがあります。お酒を飲むペースが早い人と一緒に飲みに行った場合も、同じようなことが起こります。