一言でいうと
ミスに手こずり時間がなくなることから生まれる認知負荷です
何が負荷になるのか?
作業ミスの対処には時間がかかります。通常、ミスをする余地を想定して時間の配分をしますが、初めて経験するミスだったり、思ったよりも対処が難しかったりすると、想定した以上に時間を使ってしまいます。そうすると、「時間に余裕がない」状態となり、ワーキングメモリは正しく働きにくくなります。
初心者 | 熟練者 |
おおむね、こうなります。その理由は、作業ミスの経験がまだ少なく、ミスの種類、深刻さ、その対処方法などについての知識が少ないため、「このミスの対処にどのくらいの時間が必要か」がわからないからです。一生懸命にミス対処をし、その後で時計をみたら「こんなに時間を使ってしまった」となります。 | 通常、想定以上に遅くなることはあまりありません。ただし、想定外のミス、初めて経験するミスをなどに対して、こうなることはあります。また、絶対に失敗できない、なんとしても対処しなければならないと思っていると、想定以上に時間がかかります。必要以上に慎重になるからです。 |
日常では?
初めて行く場所で道を間違えた場合、どこに戻ればいいのか、正しくはどこに行けばいいのかを把握するのに時間がかかります。