一言でいうと
びっくりすることから生まれる認知負荷
何が負荷になるのか?
ミスが起こると、「何が起こったのか?」の把握や「なぜこうなったのか」の原因分析、「どうやって対処するか」の選択が必要となります。これらはワーキングメモリに色々な情報をインプットし、記憶を引き出して行うものです。従って認知負荷となり、ある程度ワーキングメモリを圧迫します。起こったミスが想定外だと、上記の流れにより多くの時間がかかります。そのため、認知負荷が大きくなり、作業の速度や精度が下がってしまいます。
初心者 | 熟練者 |
おおむね、こうなります。その理由は、作業ミスの経験がまだ少なく、ミスの種類、深刻さ、その対処方法などについての知識が少ないためです。 | 通常、予想外の作業ミスは起こりません。ただし、普段とは違う場所で作業するときや、未公開の競技課題に取り組むときなどで、起こりやすくなります。これらの場面には、普段から想定している要因以外のものが、少なからずあるからです。 |
日常では?
プレゼンをしにいった先で、プロジェクタを接続しようとしたら、なぜか認識せず。何度試してもやはり認識しない。