一言でいうと
原因を突き止めるための認知負荷
何が負荷になるのか?
作業ミスは何らかの原因があります。原因が何かを突き止めないと対処ができないので、過去の経験を思い出したり、原因について仮説をたてそれを確かめたりします。これらは認知負荷となります。原因がわかるか、対処をあきらめるまで続き、その時間が長くなるほど、認知負荷は増していきます。
初心者 | 熟練者 |
おおむねこうなります。作業ミスの経験がまだ少なく、ミスの原因の種類やその確かめ方について、知識が少ないからです。 | 通常は原因がわからないことはありません。ただし、そうなりやすい状況もあります。時間負荷や他のミス負荷が高まり、認知的な視野狭窄になっている場合、焦っている場合、全く経験したことのないミスに出会った場合などです。 |
日常では?
例えば紐や糸が絡まってほどけないときです。。「こっちを引っ張ればほどける」と思ったところを引っ張ると逆にからまるとか、ある部分はゆるむが別の部分が固結びになるとか。「なぜ絡まっているか?」がわからないまま、悪戦苦闘し、時間だけが過ぎていきます。