最近、よく対話型AIを使います。情報の検索に便利です。また、「これ知らないの?」と思われたくなくて人に聞けないことを聞いたり、理解できるまで質問しても怒られないので、昔なら「まいっか」といって深掘りしなかった好奇心の種が、どんどん芽を出していきます。知識を深めたり、意思決定のサポートを受けたりと、使い方次第で新しい発見が広がりそうです。
そこでふと、私が提唱している「コンダクト・スキルをAIは知っているだろうか?」「知っているとしたら、どう説明するだろうか?」が気になって、質問してみることにしました。AIはWeb上の情報を学習しているので知っているだろう、と思う一方で、そんなによく検索されるわけではないだろうコンダクト・スキルについては「知りません」とか言われるのではないか、という仮説です。
3つの対話型AIに「コンダクト・スキルについて教えて」と質問しました。
- Open AIのChat-GPT(3.5)
- GoogleのBard
- マイクロソフトのBing AI
Chat-GPT
まず、Chat-GPTに聞きました。課金していないため、3.5です。Chat-GPTはレスポンスが早いと感じるので一番良く使いますが、少なくとも3.5では内容によって間違いや矛盾も多いので、一般的な知識や文章の添削などに利用しています。
回答は以下の画像のとおり。こういう概念がどこかにあるのかわかりませんが(Googleで検索してもそのようなものは出てきませんでした)、それっぽいことを言っています。私の提唱しているコンダクト・スキルではないですが、まぁ大事そうだな、くらいには思えます。
Google Bards
次に、GoogleのBardsに聞きました。問いに対して回答案を3つだしてくれる点が特徴です。レスポンスはやや遅いと感じますが、新しいデータも参照でき、概念や知識についての質問への回答は優れていると感じます。
回答は以下の画像のとおり。私の提唱しているコンダクト・スキルについて、HPなどに公開している情報などから、シンプルにまとめています。
Microsoft Bing AI
最後にMicrosoftのBing AIに聞きました。iPhoneのアプリからです。回答は素早く、この3つの中では一番正確に感じました。知識を聞いた場合に、引用を必ずつける点も信頼できます。また、回答に対してさらに質問するための提案もしてくれます。
回答は以下の画像のとおり。Google Bardと同じく、私の提唱しているコンダクト・スキルについて、HPなどに公開している情報などから、シンプルにまとめています。また、Google Bardとは異なり、情報の引用が明記されています。また、「コンダクト・スキルの例を教えてください」といった質問例も提示され、対話を深めていきやすくなっています。
AIによって得意/不得意があり、回答の仕方や、回答後に選べるアクションに違いがあるようです。用途に合わせて使い分けたり、複数のAIに同じことをきいて多角的に確かめたりできるといいかもしれません。