折れ線グラフを作成算する
折れ線グラフとは、データの変化や違いを線であらわしたグラフです。
例えばグループで物を作る作業を10回行い、各回の完成数を集計したとします。集計結果のテーブルを見ると、各回で完成数がばらついていそうですが、よくわかりません。そこで回数と完成数をグラフ化してみます。
折れ線グラフの作成手順は、以下の通りです。
- グラフ化したい範囲を選択する
- 「グラフを挿入」をクリックする
- 「グラフの種類」で「折れ線グラフ」を選択する(初期状態は「縦棒グラフ」)
動画の例では上記の手順を以下のように実施しています。
- 試行数(A列)とB列の11行目までを選択
- 「グラフを挿入」をクリック
- 「グラフの種類」で「折れ線グラフ」を選択
出来上がったグラフは、横軸が試行数(A列)、縦軸が完成数(B列)となります。
折れ線グラフから推し量れることと注意が必要なこと
以下の点などを推し量ることができます
- 時間や回数による変化:時間の経過や回数の増加などで指標がどう変化したか(増えたか、減ったか、など)
- 上下の変化:前の値や後ろの値と線で結ばれているので、上下の変化を直感的に把握しやすい
以下の点などに注意が必要です
- 軸目盛の範囲:特に指定しない場合、データの最大値と最小値から自動で設定される。複数のグラフを比べる場合、グラフAとグラフBで本来同じであるべき目盛の範囲が異なっていると、差が不当に大きく見える
- データポイントの多さ:横軸のデータ数が多すぎると、線のギザギザが多くなり、データ同士の違いが把握しにくくなります